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月別アーカイブ: 2025年3月

建築板金雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社銅春、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~鈑金の種類~

ということで、建築板金に使用される主要な金属板の種類と特徴、それぞれの適した用途、選び方のポイント について詳しく解説します♪

 

建築板金工事は、屋根・外壁・雨どい・笠木などの建物の外装部分に金属板(鈑金)を加工・施工し、耐久性や防水性を向上させる重要な工事 です。使用する鈑金の種類によって、耐久性・耐候性・加工のしやすさ・コスト が大きく異なり、適切な材料を選ぶことで建物の寿命を延ばし、美観や機能性を長く維持することが可能 になります。


1. 建築板金で使用される主な金属板の種類と特徴

(1) ガルバリウム鋼板(GL鋼板)【現在の主流】

耐久性とコストのバランスに優れた鋼板で、屋根・外壁など幅広い用途に使用される。

特徴
耐用年数:20~30年
・ 鋼板に「アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%」をメッキした合金鋼板
・ トタンより耐久性が高く、錆びにくい
・ 軽量で、耐震性に優れる

メリット
・ トタンの3~6倍の耐久性を持ち、錆びにくい
・ 加工がしやすく、屋根や外壁など幅広い用途に適している
・ 比較的安価で、コストパフォーマンスが高い

デメリット
・ 塗装が剥がれると錆が発生しやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要
・ アルミの影響で溶接には不向き

📌 現在、住宅の屋根・外壁・雨どいなどで最も多く採用される鈑金!


(2) トタン(亜鉛メッキ鋼板)【コスト重視・短寿命】

昔から使用されている建築板金の代表的な素材。安価だが錆びやすいためメンテナンスが必要。

特徴
耐用年数:10~20年
・ 鋼板の表面を亜鉛でメッキし、耐食性を向上させた金属板
・ ガルバリウム鋼板の登場以前は屋根材や外壁材として広く使われていた

メリット
・ 安価で施工しやすい
・ 加工が容易で、DIYや小規模な補修にも適している

デメリット
・ 錆びやすく、耐久性が低い
・ メンテナンスを怠ると雨漏りのリスクが高い

📌 現在は、より耐久性の高いガルバリウム鋼板に置き換えられることが多い!


(3) ステンレス鋼板【耐久性最強・高コスト】

高耐久・高耐食性を誇り、錆びにくい金属板。海沿いや食品・医療施設などで採用される。

特徴
耐用年数:30~50年以上
・ 鉄にクロムやニッケルを加えた合金鋼板
・ さびに強く、酸性雨や塩害にも強い

メリット
・ 耐久性・耐食性が非常に高く、長寿命
・ 塩害地域(海沿いの建物)でも使用可能
・ メンテナンスがほぼ不要

デメリット
・ コストが高い
・ 加工が難しく、施工費が高くなりがち

📌 長寿命でメンテナンス不要なため、海沿いや高耐久性が求められる建物に最適!


(4) アルミニウム板(アルミ板)【軽量・耐食性◎】

軽量で錆びにくい金属板。屋根材や装飾板として採用されることが多い。

特徴
耐用年数:30~40年
・ 軽量で耐食性に優れ、住宅や商業施設の屋根・外壁に使用される

メリット
・ 非常に軽量で、建物への負担が少ない
・ 錆びにくく、塩害地域でも使用可能

デメリット
・ 強度が低く、衝撃に弱い
・ 価格が高め

📌 軽量性と耐食性を活かし、海沿いやモダンデザインの建築で活躍!


(5) 銅板【伝統建築向け】

伝統的な建築物や高級建築で使用される金属板。経年変化による独特の風合いが魅力。

特徴
耐用年数:50年以上(適切な管理で100年以上使用可能)
・ 経年変化により「青銅化(緑青)」し、独特の風合いを持つ

メリット
・ 非常に長寿命で、数十年にわたって使用できる
・ 加工性が良く、デザイン性の高い建築に適している

デメリット
・ 高価で施工コストが高い
・ 施工できる職人が限られる

📌 神社仏閣・高級住宅など、特別な建築物に使用されることが多い!


2. 用途別の最適な鈑金の選び方

用途 適した鈑金の種類 理由
一般住宅の屋根 ガルバリウム鋼板 軽量・耐久性・コストのバランスが良い
商業施設の屋根 アルミニウム板 軽量でデザイン性が高い
工場・倉庫の屋根 ステンレス鋼板 耐久性・耐食性が非常に高い
外壁 ガルバリウム鋼板・アルミニウム板 デザイン性と耐久性を両立
海沿いの建物 ステンレス鋼板・アルミニウム板 塩害に強い
神社・仏閣 銅板 伝統的な建築に適し、長寿命

📌 用途に応じた適切な金属板を選ぶことで、建物の耐久性を向上させることが可能!


3. まとめ:用途に合った鈑金を選び、長寿命な建物を実現!

住宅の屋根・外壁には「ガルバリウム鋼板」が最も適している
海沿いや過酷な環境では「ステンレス鋼板」や「アルミ板」が推奨される
歴史的・高級建築には「銅板」が使用され、長寿命が期待できる
建物の用途や環境を考慮し、適切な鈑金を選ぶことで、耐久性と美観を両立できる

🏠 最適な鈑金を選び、長く安心して暮らせる建物を実現しよう!

 

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建築板金雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社銅春、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~交換時期~

ということで、鈑金の交換時期の目安、劣化の兆候、鈑金の種類と耐用年数、交換工事の流れやポイント について詳しく解説します♪

 

建築板金工事とは、建物の屋根や外壁、雨どいなどに金属板(鈑金)を加工・施工し、建物を雨風から守る工事 です。しかし、どんなに高品質な鈑金を使用しても、経年劣化や外的要因によるダメージが蓄積すると、交換が必要になる 場面が出てきます。適切なタイミングで鈑金を交換することで、建物の寿命を延ばし、雨漏りや劣化を防ぐことが可能 です。

1. 建築板金の交換が必要な理由

鈑金は、建物の屋根・外壁・雨どい・笠木(かさぎ)などに使用され、雨風や紫外線から建物を守る役割 を果たします。しかし、長年使用するうちに以下のような劣化が進行し、交換が必要になります。

雨漏りのリスクを防ぐ → 屋根や外壁の鈑金が劣化すると、雨水が侵入し、建物内部を傷める
錆び・腐食を防ぐ → 金属板は長期間の使用で錆が発生し、耐久性が低下する
外観の美観を維持する → 劣化した鈑金は変色や歪みが生じ、建物の外観が悪くなる
建物の耐久性を維持する → 風や地震で弱った鈑金が飛ばされると、建物全体の損傷につながる

📌 適切なタイミングで鈑金を交換することで、建物の安全性と耐久性を確保できる!


2. 鈑金の交換時期の目安

建築板金の交換時期は、使用される金属の種類や環境によって異なります。以下に、主な鈑金の種類ごとの耐用年数と交換時期の目安を紹介します。

(1) ガルバリウム鋼板(現在の主流)

耐用年数:20~30年
交換のサイン:表面の塗装剥がれ・錆び・小さな穴の発生
特徴:耐久性が高く、比較的軽量で住宅の屋根・外壁に広く使用される

📌 定期的な塗装メンテナンスを行えば、耐用年数を延ばせる!


(2) トタン(亜鉛メッキ鋼板)(旧来の素材)

耐用年数:10~20年
交換のサイン:赤錆の発生・ひび割れ・変色・雨漏り
特徴:安価で施工しやすいが、錆びやすいためこまめなメンテナンスが必要

📌 トタンは錆びやすいため、20年を目安に交換を検討!


(3) ステンレス鋼板(高耐久・高コスト)

耐用年数:30~50年
交換のサイン:局所的な錆・腐食・接合部の劣化
特徴:錆びにくく、耐久性が高いため、海沿いや工場施設に多く採用される

📌 交換頻度は少ないが、メンテナンス時に接合部の点検が重要!


(4) 銅板(伝統的な素材・高級住宅向け)

耐用年数:50年以上
交換のサイン:青錆が広がり、強度が低下している場合
特徴:耐久性が非常に高いが、経年変化により色が変化する(青銅化)

📌 耐久性が高く、適切な管理を行えば100年以上使用可能!


3. 鈑金の交換が必要な劣化の兆候

以下のような症状が見られたら、鈑金の交換を検討するタイミング です。

錆びや腐食が発生している → 小さな錆びが放置されると、穴が開いて雨漏りの原因になる
変色や塗装の剥がれがある → 防水性が低下し、寿命が近づいているサイン
雨漏りが発生している → 屋根や外壁の鈑金が損傷している可能性が高い
鈑金の歪みや浮きが見られる → 風や地震によるダメージで、固定力が弱まっている

📌 特に、雨漏りが発生した場合は早急に点検・交換を行うことが重要!


4. 鈑金の交換工事の流れとポイント

(1) 事前調査(現状確認)

劣化の状態を点検し、部分補修か全面交換かを判断
使用する鈑金の種類を決定(ガルバリウム鋼板が主流)

📌 適切な診断を行うことで、無駄なコストを抑えることが可能!


(2) 既存の鈑金の撤去

劣化した鈑金を慎重に取り外す
下地(防水シート・野地板)の状態を確認し、必要なら補修

📌 下地の劣化を見逃さず、必要に応じて補修することが重要!


(3) 新しい鈑金の設置

適切な固定方法(ビス・釘・接着)で確実に取り付ける
継ぎ目や接合部にシーリング処理を施し、防水性を強化

📌 耐久性を高めるため、接合部の処理を丁寧に行う!


(4) 仕上げ・点検

全体の仕上がりをチェックし、固定が緩んでいないか確認
雨漏りのリスクがないか、水を流してテストを行う

📌 最終確認をしっかり行い、施工後のトラブルを防ぐ!


5. まとめ:鈑金の適切な交換で建物を長持ちさせよう!

鈑金の交換時期は「ガルバリウム鋼板20~30年」「トタン10~20年」「ステンレス鋼板30~50年」「銅板50年以上」
錆び・変色・歪み・雨漏りなどの兆候が出たら早めに点検を!
交換工事は「事前調査 → 既存撤去 → 新規設置 → 点検」の流れで慎重に進める
適切なメンテナンスを行えば、耐用年数を延ばすことが可能!

🏠 鈑金の適切な交換で、建物を長持ちさせ、安全・快適な住環境を維持しよう!

 

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